こんにちは！淡水養魚場「白山堂」の坪田です＾＾
石川県山間部は日中はそれほどですが、朝晩はすっかり冷え込むようになりました。
半袖で寝ていると翌朝ひどく後悔します（笑）
山々はまだ青々としていますが、もう数ヵ月経つと紅葉も始まって山も賑やかになります。
本格的な秋の深まりを待つ今日この頃です。
◇◆◇白山堂で育てているイワナはニッコウイワナです◇◆◇
「白山堂さんで育てているイワナはなんというイワナですか？」
先日お客様からこんな質問を頂きました。
当場では『ニッコウイワナ』と呼ばれる種類を育てています。地元の源流の種を代々育てています。
※参考※
深瀬イワナの原種はこんな顔！地域の岩魚原種を守るために
https://hakusando.co.jp/hpgen/HPB/entries/30.html
イワナといっても実は様々で、ニッコウイワナ以外にもエゾイワナ（アメマス）、ヤマトイワナ、ゴキ、オショロコマなどというように地域によって種類が異なります。
ニッコウイワナは山梨県～東北地方南部にかけての太平洋側流入河川、および鳥取県～東北地方南部にかけての日本海流入河川に生息するイワナの種類です。
と、ここまではなんでもない話なのですが、もう少し深掘ったお話をすると、
以前、県の水産試験場さんで当場のイワナのDNAを調べてもらったことがあるのですが、当場のイワナはニッコウイワナですが、1％程度はアメマスというイワナのDNAが含まれていたそうです。
アメマスは体の表面が銀色っぽく変化する、体表の斑点が大きいなどの特徴があるのですが、当場のイワナの中にも「これはアメマスの特徴が出ているな～」と見た目で分かるイワナもいたりします。
そんなアメマスっぽいイワナと普通のイワナを実際食べ比べしてみたのですが、味は流石に違いはほとんど感じられませんでした（笑）
ちなみに当場のイワナは背中の斑点がやや流れている（歪んでいたりくっ付いていたりする）のが特徴です。
購入する機会があったらチェックしてみてくださいね＾＾
◇◆◇製品情報◇◆◇
▼深瀬イワナ串無し・串打ちに関して
→現在一時的に売り切れ状態でございます。
大変有難いことに8、9月とたくさんのご注文を頂きまして、塩焼きサイズの魚がすっからかんになりました（汗）
現在はワンサイズ小さい魚を育成中です。在庫回復は2週間程度を見込んでおります。
早く大きくしていち早くお届けしたい気持ちもありますが、無理やり大きくするのは当場の方針と違うので何卒お時間いただけますと幸いです。
尚、今年度の深瀬イワナ串無し・串打ちの販売に関しては11月中旬頃までとさせていただく予定です。
▼刺身関連商品について
・深瀬イワナの刺身盛り（大皿）が今年度分生産終了となりました。
在庫わずかのため、残りは下記の刺身セットにて販売とさせていただきます。
・イワナ・ニジマス2種の刺身食べ比べセット【残り10セット限定】
https://hakusando.co.jp/SHOP/hd007.html
小皿の方はまだ在庫がありますが、こちらも下記セットでのみ販売とさせていただきます。
・深瀬イワナ堪能セット
https://hakusando.co.jp/SHOP/hd010.html
※尚、白山べに鱒の刺身盛りについては引き続き販売となります。よろしくお願いいたします。
▼加工品に関して
・イワナ・ニジマス昆布〆食べ比べセット
https://hakusando.co.jp/SHOP/kg005.html
→こちらも深瀬イワナの昆布〆がまもなく今年度生産終了のため、残り100セット限定でセット販売のみとなります。食べ比べ楽しいのでまだ試したことのない方はぜひこの機会に＾＾
・岩魚の輝いくら（単品）
→少し先の話ですが、今年も11月下旬ごろからの販売を予定しております。どうぞお楽しみに！
◇◆◇あとがき◇◆◇
今年もイワナの刺身や昆布〆の生産が終了する時期になりました。
たくさんの方にお召し上がりいただき、そして喜びの声を頂けて嬉しいです。
来年も5月頃から再開予定です。
それではまた！
